とびしま海道、上蒲刈島に伝わる神楽「蒲刈神楽」の新たな試み
2019年10月12日(土)、13日(日)
とびしま海道、上蒲刈島は蒲刈町向で、令和最初の春日神社祭が行われ、無事終えることができました。
毎年たくさんの方にお越しいただいております。
よごろにあたる土曜日、春日神社の拝殿で神楽を奉納します。
向の蒲刈神楽は、戦後途絶えていましたが昭和52年に復活しました。
ただ、全演目が復活したわけではありません。
向で残っているのは、
巫女の舞
お手草の舞
恵比寿大明神縁起
ダイバ問答縁起
です。
目玉演目は何と言ってもダイバ問答縁起です。
ダイバの舞はとても盛り上がります。
向の子どもたち、特に男の子はダイバに追いかけられトラウマになり、それがやがて自分もいつかはダイバをやりたい!と憧れに変わります。
(大人でも未だに竹を道路にこする音を聞くとビクッとします。)
今回は春日神社祭の目玉のダイバのお話ではありません。
恵比寿大明神縁起のお話です!
ダイバが華やかで祭りでは常に目立っているのに対して、恵比寿大明神は神楽で登場するだけなんです。
演目もダイバ問答縁起に比べると長さが半分以下です。
はっきり言って地味です。
ダイバをさせてもらうために最初は我慢して恵比寿大明神をやって、やる気があるところを見せて次の年にダイバをさせてもらう的な流れになっています。
これはいかん!恵比寿大明神縁起がなくなってしまう!
と思い、少しでもみんなに関心をもってもらえるように今回アドリブで紙芝居をさせていただきました。
「蛭子命、恵比寿大明神誕生物語」
短時間でざっくりと蛭子命誕生の話をさせていただきました。
その時の紙芝居を紹介します。
昔、何もなかったところから天上世界と地上世界ができました。
やがて天上世界で神様が生まれます。
天上世界で生まれた最後の神様が
伊邪那美命(いざなみのみこと)と、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)です。
二人は先輩神様に、「地上で島と神様を作ってこい」と命じられます。
その時に渡された棒で海をかき混ぜると何かが生まれました。
蛭子命です。
しかし、初めてだったので形があまりよろしくありませんでした。
それを見た伊邪那岐命は何と!!!
笹舟を作って海に流してしまいます。
笹舟に乗った蛭子命が流れ着いたのは現在の兵庫県の西宮神社と言われています。
年明けに福男を決める神社です。
その後、全国各地で蛭子命がたどり着いたという言い伝えが広がります。
恵比寿様は生まれてすぐに流されたにも関わらず、グレることなく海の向こうから皆さんを見守っています。
だから、このお礼にはせめて、一日、十五日にはお礼に参ってください。
めでたし
次回、また同じお話をするのか違うお話をするかは未定ですが、皆さんに楽しんでいただける何かを考えておきたいと思います。
とびしま海道内の恵比寿神社の詳細な場所はこちらで紹介しています。
とびしま海道でサイクリング!えびす神社をまわってみよう! - とびしまバイブル
ランキングに参加しています。下の呉情報のボタンをポチッとしてくれると励みになります。よろしくお願いします。
とびしまバイブル用のメールアドレスを作りました。
tobishimabible@yahoo.co.jp
ブログで書いて欲しいこと
とびしま海道で気になること
何でも聞いてください!
島の人って仕事何してるの?
ぶっちゃけ島って住みやすいの?
近所付き合いって面倒?
向青年会って何してるの?
何でも答えます(・∀・)
とびしまランナー奮闘記も更新しています。
見てね~~~~!!!